人気の背景

東京都立日比谷高等学校Webサイト

 

東京都内の大学進学に関するネットの書き込みでは、学芸大附属高校や海城、桐朋よりも日比谷高校、西高校などの都立高校を選ぶ最近の風潮などがやりとりされています。

 

日比谷高校は今後数年後には東大合格者が更に増えると塾業界では予測されているようで、ちなみに学芸大附属高校は塾への通塾率が高いことが敬遠される要因となっているようです。この場合1年生から塾へ通うため、国立の学芸大附属高校に通っても、私立と同等の費用がかかることも認知されてきています。

 

私立の海城高校や桐朋高校は中高一貫制なので、先行している附属中学出身者に追いつくことに集中しなければならないようで、入学後が大変だともいわれています。そんなことから、学芸大附属高校や海城高校などを蹴ってでも日比谷高校へいく生徒が増えているという現象があるのです。

 

こうして数年後の日比谷高校の進学実績はうなぎのぼりになることが予想されているのです。全体的に都立高校の人気が上がっているのは都立改革が進んだことの成果で、学区撤廃、重点校指定、自校作成問題実施などで都立高校間でも生徒の獲得競争が盛んになり、私立と同様に都立高校の先生が塾を訪問して入学のお願いをして、更には塾対象の説明会まで開くようになっています。

 

受験対策の夏期講習は100講座以上もあり、勉強合宿や特進クラスを設定している都立高校もあります。これだけ進学に熱心で学費が安いともなれば、人気が上がるのは不思議ではありません。